ヴィクトリア朝の出版形態がトロロプの小説に与えた影響について

2010 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 20720081
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 英米・英語圏文学
• 研究機関: 麻布大学
• 研究代表者: 委文 光太郎 麻布大学, 獣医学部, 講師 (70367241)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: 英米文学 / トロロプ

研究概要

本研究の目的は、ヴィクトリア朝における多様な出版形態が、当時の作家たちの中心的存在の一人であったアントニー・トロロプの作品にどのような影響を及ぼしたのかを解明することにある。なお、本研究には彼の作品のみならず、英米の図書館に所蔵されている直筆原稿や作業日誌の閲覧・分析も不可欠となる。

研究成果

• [雑誌論文] 「まとまりあるもの」を求めて-トロロプの『最後のバーセット年代記』 (2010)
  • 著者名/発表者名: 委文光太郎
  • 雑誌名: 英米文化 第40号 ページ: 145-166
  • 査読あり
• [雑誌論文] 追加された2つの章: Trollope のClergymen of the Church ofEngland (2009)
  • 著者名/発表者名: 委文光太郎
  • 雑誌名: ヴィクトリア朝文化研究 第7号 ページ: 35-49
  • 査読あり
• [雑誌論文] アイリッシュとしてのクローリー家: Trollope のFramley ParsonageとCastle Richmond (2009)
  • 著者名/発表者名: 委文光太郎
  • 雑誌名: テクスト研究 第5号 ページ: 20-34
  • 査読あり