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2010 年度 自己評価報告書

アメリカ小説の想像力と紙幣制度変遷に見られる相互関係

研究課題

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研究課題/領域番号 20720085
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関甲南大学

研究代表者

秋元 孝文  甲南大学, 文学部, 教授 (70330404)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワードアメリカ小説 / アメリカ紙幣
研究概要

ともに紙に印刷されたフィクションでああり、読まれて初めて意味を発生するテクストであるという共通性のもとに、アメリカにおける紙幣史の変遷とアメリカ小説の想像力の変遷にパラレルな関係を見出し、これまで顧みられることのなかった経済と文学の相互関係に光を当て、アメリカ文学研究の新たな地平を切り開くことを目標とする。
科研費交付以前に発表したJ.S.G.Boggs論、Horatio Alger論、Benjamin FranklinとWilliam Burroughs論に引き続く形で、19世紀アメリカ文学としてMelville,Twainを取り上げ、引き続き20世紀作家としてFrankBaum,Scot Fitzgerald,Joseph Heller,William Gaddis,Paul Auster,RichardPowersについての各論によって、貨幣や紙幣を通してアメリカ文学史を通時的に読み解く。これらの各論から紙幣と小説の想像力が互いに影響を与えていたということを導きたい。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 紙の上のエメラルド・シティ---The Wonderful Wizard of Ozと紙幣制度」2011

    • 著者名/発表者名
      秋元孝文
    • 雑誌名

      アメリカ研究 45

      ページ: 97-116

    • 査読あり
  • [雑誌論文] (E)XMarks the Spot-Paul Auster Brooklyn Folliesと9.11後のリアリティ-2010

    • 著者名/発表者名
      秋元孝文
    • 雑誌名

      甲南大学紀要.文学編 160

      ページ: 89-101

  • [雑誌論文] トウェインの書いたユリシーズ・S・グラントのサイン---「どちらが夢か?」とサイン・主体・金銀複本位制」2010

    • 著者名/発表者名
      秋元孝文
    • 雑誌名

      マーク・トウェイン研究と批評 9

      ページ: 33-41

  • [学会発表] 紙の上のエメラルド・シティ---The Wonderful Wizard of Ozと紙幣制度2010

    • 学会等名
      甲南英文学会
    • 発表場所
      甲南大学
    • 年月日
      2010-07-03
  • [学会発表] マーク・トウェインと資本主義(トウェインの書いたユリシーズ・S・グラントのサイン-「どちらが夢か?」とサイン・主体・金銀複本位制」シンポジウム)2009

    • 学会等名
      マーク・トウェイン協会全国大会
    • 発表場所
      秋田大学コンソーシアム
    • 年月日
      2009-10-09

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公開日: 2012-03-09   更新日: 2016-04-21  

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