研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、中国の作家郁達夫が大正日本の文学をどのように受容したのか調べることである。郁達夫は日本に約9年間留学、その間当時日本で流行していた日本及び海外の文学を大量に読んだ。そして日本文学の大きな影響のもと、中国で小説を書き始める。本研究では、郁達夫の残した小説や文学論、日記や書簡などから、郁達夫が日本文学からどのような影響を受けたのか追跡・検証し、同時に郁達夫の目を通して大正文学とは何だったのかについて再考した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
比較文学研究 82号
ページ: 5-24
東亜詩学与文化互読-川本皓嗣古稀紀念論文集、中華書局
ページ: 397-407
野草 84号
ページ: 1-20
現代中国 82号
ページ: 143-155