ドム語の民族誌的言語資料の調査研究

2010 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 20720107
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 言語学
• 研究機関: 熊本大学 (2011); 京都大学 (2008-2010)
• 研究代表者: 千田 俊太郎 京都大学, 文学研究科, 講師 (90464213)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: パプア・ニューギニア / パプア諸語 / 文化人類学 / 言語学

研究概要

ドム語の語彙・テキストをまとめ、言語学、人類学の資料として利用されうるデータを収集し、調査研究する。より具体的には伝統的な行動様式、動植物を含む周りの環境について、またそれらの資源としての利用方式などについてドム語による聞き取り調査を行ない、話者の語りを記録、分析する。各年度の調査は語りの内容のテーマを絞って対象とする。

研究成果

• [雑誌論文] 「東シンブー諸語サブグルーピングに向けて」大西正幸・稲垣和也編 (2011)
  • 著者名/発表者名: 千田俊太郎
  • 雑誌名: 『地球研言語記述論集3』総合地球環境学研究所 ページ: 153-182
• [雑誌論文] 「ドム語の多義 - 知覺動詞を中心に」大西正幸・稲垣和也編『地球研言語記述論集1』 (2009)
  • 著者名/発表者名: 千田俊太郎
  • 雑誌名: 総合地球環境学研究所インダスプロジェクト ページ: 95-121
• [学会発表] ドム語(パプア・ニューギニア)における五段階 (2010)
  • 著者名/発表者名: 千田俊太郎
  • 学会等名: 国立国語研究所プロジェクト「節連接へのモーダル的・発話行為的な制限に 関する研究」(リーダー: 角田太作) 研究発表会
  • 発表場所: 国立国語研究所
  • 年月日: 2010-07-25
• [学会発表] ドム語と地理について (2009)
  • 著者名/発表者名: 千田俊太郎
  • 学会等名: 2008年度日本オセアニア学会関西地区研究例会
  • 発表場所: 国立民族学博物館
  • 年月日: 2009-01-31
• [学会発表] Some issues in reconstructing Proto-Simbu tones (2008)
  • 著者名/発表者名: Tida, Syuntaro
  • 学会等名: 2nd Sydney Papuanists' Workshop
  • 発表場所: The University of Sydney, Sydney,Australia
  • 年月日: 2008-06-28