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2010 年度 研究成果報告書

中世仏教の社会的展開に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20720171
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本史
研究機関徳島大学

研究代表者

衣川 仁  徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (10363128)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード中世史
研究概要

中世の日本では、寺院が大きな勢力を保持していた。それは、天皇から民衆まで、あらゆる人々の願望を祈りによって成就させることができたからである。その結果、中世の人間は神仏の力を深く信頼し、またそれに大きく依存するようになった。しかしながら神仏の力は見えない世界のものであり、現世においてはこれを寺院(或いは僧侶集団)が代行することになる。その結果、中世の寺院は神仏の支援を受けた暴力をも持ち得たのである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Adolphson,The Teeth and Claws of the Buddha : Monastic Warriors and Sohei in Japanese History2009

    • 著者名/発表者名
      衣川仁 書評 Mikael S.
    • 雑誌名

      日本仏教綜合研究 7巻

      ページ: 89-95

  • [雑誌論文] 徳島藩駅路寺制に関する一考察2009

    • 著者名/発表者名
      衣川仁
    • 雑誌名

      徳島大学総合科学部人間社会文化研究 16巻

      ページ: 95-109

  • [図書] 僧兵=祈りと暴力の力2010

    • 著者名/発表者名
      衣川仁
    • 総ページ数
      234
    • 出版者
      講談社

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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