研究課題
若手研究(B)
本研究は、江戸時代中期にはすでに深刻な人員不足におちいった幕府が、自ら血縁・世襲制度といった近世的身分秩序の枠組みを崩し、江戸時代後期には"公儀御雇"制度という血縁にとらわれない人材主義・賃金制にもとづく幕臣採用の制度を取り入れていた実態について解明した。さらには、近代日本型雇用制度の基として、この公儀御雇制度の存在が果たした意義についても一考した。
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東京都江戸東京博物館研究報告 第16巻
ページ: 47-60
古文書通信(学校法人NHK学園) 87号
ページ: 2-8
図録 忠臣蔵と旗本浅野家-旗本職務と川海の役割-(たつの市立龍野歴史文化資料館編)
ページ: 80-86