研究課題
若手研究(B)
本研究は、康煕期における広東山間地の統治確立過程がいかなるものであったかを解決するものである。具体的には、第一に、康煕初頭における広東山間地統治の進行状況を、郷約・保甲を中心とした地方行政制度を通して解明する。第二に、三藩の乱時期に広東山間地で勃発した劉進忠の反清叛乱の分析を通して、広東山間地における統治体制の崩壊と再建の経緯を明らかにする。第三に、雍正期の地方行政政策を見通しつつ、三藩の乱後の広東山間地統治の実態を、郷約・保甲を中心とした地方行政制度を通して解明する。
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輔仁歴史學報 第25期(印刷中)(2011年刊行予定)