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2009 年度 実績報告書

カトリシズムと政治的近代化―「知性主義の逆説」の政治史的・思想史的検証

研究課題

研究課題/領域番号 20720199
研究機関愛知県立大学

研究代表者

今野 元  愛知県立大学, 外国語学部, 准教授 (60444949)

キーワードフッテン=チャプスキ / ヨーゼフ・ラッツィンガー / 教皇ベネディクトゥス16世 / カトリシズム / ドイツ / ナショナリズム / ダールベルク / ナポレオン
研究概要

平成21年度は、フッテン=チャプスキ研究の刊行作業に集中的に取り組んだ。平成21年7月に、無事『多民族国家プロイセンの夢』と題して、名古屋大学出版会から刊行することができた。
加えて、関連のある訳業『少年期マックス・ヴェーバー古代・中世史論』の刊行を行った。こちらは平成21年8月に、岩波書店から行われた。
これに対しラッツィンガー研究は、科研費を得て文献の収集が進んでいるが、分析がなかなか進まないでいる。非常に残念だが、今年度にしっかりと時間を取りたいと考えている。平成22年8月に学会誌『ドイツ研究』への投稿を考えている。
ダールベルク研究も、ラッツィンガー研究と類似した状況にあるが、こちらのほうは文献収集がより困難な状況にある。というのも、現代の有名人であるラッツィンガーとは異なり、ダールベルクは18世紀の人物であり、文献は19世紀のものも多いため、日本では収集が困難なのである。平成23年度にミュンヘンで一年間在外研究を行う計画を立てているので、本格的にはそちらの課題としなければならない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 吉野作造のドイツ留学 (一)2010

    • 著者名/発表者名
      今野元
    • 雑誌名

      愛知県立大学大学院国際文化研究科論集 11

      ページ: 262-280

  • [雑誌論文] ヴォルフガング・J・モムゼンと「修正主義的」ナショナリズム研究(1)2010

    • 著者名/発表者名
      今野元
    • 雑誌名

      愛知県立大学外国語学部紀要(地域研究・国際学編) 42

      ページ: 119-141

  • [学会発表] マックス・ヴェーバーとフーゴー・プロイスにおけるドイツ連邦制構想の展開2009

    • 著者名/発表者名
      今野元
    • 学会等名
      北海道大学ドイツ史研究
    • 発表場所
      北海道大学法学部
    • 年月日
      2009-07-25
  • [図書] 少年期ヴェーバー 古代・中世史論2009

    • 著者名/発表者名
      今野元(編訳)
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      岩波書店
  • [備考]

    • URL

      http://www.aichi-pu.ac.jp/department_introduction/foreign_studies/european_studies_germany_teacher_intro.html?ge-konno

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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