研究課題
若手研究(B)
二十世紀転換期ルーマニアにおける政党政治二十世紀転換期ルーマニアの政党政治は大多数の国民を制度的に政治の場から排除していただけでなく、大規模な猟官制を総選挙前に適用し、二大政党以外の政党に対して排他的になる傾向があった。総選挙は民意ではなく、自党の統治能力を問う「試験」であった。それゆえ、二大政党はその組織力を固めるために、その政策立案には各地域の党支部の利害を調整しなければならなく、その政策決定に一定の限界性を付与しなければならなかった。
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史叢 No.80号
ページ: 21-44