研究課題
若手研究(B)
本研究では、平安後期から鎌倉前期における地方造瓦組織、とくに平安京をはじめ遠隔地へと瓦供給をおこなっていた諸窯についての検討をおこなった。その結果、尾張地域においては12世紀前半の鳥羽離宮供給段階、中葉の平安京内供給段階と、後半の鎌倉等への供給段階では、それぞれ生産・流通の掌握の様相が異なる可能性を、考古学的検討および胎土分析の結果により指摘した。また同時期の播磨や讃岐などの瓦陶兼業窯の様相との比較をおこなった。
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