研究課題
若手研究(B)
弥生時代の東部瀬戸内・近畿地方を中心に分布する結晶片岩製柱状片刃石斧には、緑色の塩基性片岩を利用したものと、藍閃石-塩基性片岩を利用したものとが存在する。前者は弥生前期、後者は弥生中期にみられる。それぞれの比重を計測した結果、藍閃石-塩基性片岩製柱状片刃石斧の原産地を徳島県眉山・高越山周辺であると推定し、同じく弥生中期の近畿地方にみられる塩基性片岩製も磨製石庖丁は和歌山産と推定した。
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中四国地方縄文時代の精神文化
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縄文人の石神-大形石棒にみる祭儀行為-
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東部瀬戸内、季刊考古学
巻: 第111号 ページ: 68-72