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2009 年度 研究成果報告書

製作技術から捉えた北部九州産小型青銅器の生産と展開に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20720208
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 考古学
研究機関九州大学

研究代表者

田尻 義了  九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 学術研究員 (50457420)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード考古学 / 弥生時代 / 青銅器 / 鋳造技術 / データーベース
研究概要

弥生時代の青銅器研究では、青銅器の中でも主に共同体祭祀に使用されたと位置付けられる大型の武器形青銅器や銅鐸などの製品を対象として進められており、数多く出土する小型青銅器についてはほとんど注目されてこなかった。しかし、小型青銅器は青銅器文化の一角を占める重要な遺物であり、また大型青銅器と当時の扱われ方が異なることこそが弥生社会の特質の理解に繋がると考えた。そこで、本研究では十分に研究が進行していない小型青銅器に焦点をあて、その資料の基礎的研究を実施した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 弥生時代巴形銅器の生産と流通-九州大学筑紫地区出土巴形銅器鋳型と香川県森広天神遺跡出土巴形銅器の一致-2009

    • 著者名/発表者名
      田尻義了
    • 雑誌名

      考古学雑誌 第93巻第4号(印刷中)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 二里頭遺跡における青銅器生産体制2008

    • 著者名/発表者名
      田尻義了
    • 雑誌名

      中国初期青銅器文化の研究

      ページ: 57-78

  • [雑誌論文] 九州大学筑紫地区出土巴形銅器鋳型の位置づけ-巴形銅器の分類と製作技法の検討-

    • 著者名/発表者名
      田尻義了
    • 雑誌名

      九州と東アジアの考古学 2008

      ページ: 201-216

  • [学会発表] 弥生時代巴形銅器の生産と流通の一例-九州大学筑紫地区出土巴形銅器鋳型と香川県森広天神遺跡出土巴形銅器の一致-2009

    • 著者名/発表者名
      田尻義了
    • 学会等名
      日本考古学協会第75回総会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2009-05-31
  • [学会発表] 弥生時代巴形銅器の生産と流通2008

    • 著者名/発表者名
      田尻義了
    • 学会等名
      平成20年度九州考古学会総会
    • 発表場所
      西南学院大学
    • 年月日
      2008-11-30
  • [図書] 奴国の南-九大筑紫地区の埋蔵文化財-2009

    • 著者名/発表者名
      岩永省三・田尻義了編
    • 総ページ数
      132
    • 出版者
      九州大学総合研究博物館

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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