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2010 年度 研究成果報告書

中近世における聖地の形成・展開・消失

研究課題

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研究課題/領域番号 20720214
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 考古学
研究機関国立歴史民俗博物館

研究代表者

村木 二郎  国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (50321542)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード歴史考古学
研究概要

経塚の中には造営後100年以上もしてから、その周囲に墓地が展開する例がしばしば見受けられる。これは、経塚が惣供養塔と同様に聖地のシンボルと認識されていた証拠である。
経塚には様々な副納品が含まれるが、仏像あるいは鏡像が納められているケースがある。これらは必ず経巻と対等な位置に埋める。すなわち、経塚の経巻は仏=法舎利として埋納されており、経塚は擬似的なストゥーパと考えられる。経塚は地域社会に聖地を形成するきっかけとなった。

  • 研究成果

    (10件)

すべて 2012 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 聖地の形成と展開2012

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 雑誌名

      『信仰と儀礼の歴史学』歴史研究の最前線

      巻: 14 ページ: 8-31

  • [雑誌論文] 都市領域と経塚2011

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 雑誌名

      『都市のかたち」中世都市研究

      巻: 16 ページ: 151-165

  • [雑誌論文] 四天王寺の経塚2011

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 雑誌名

      経塚考古学論攷

      ページ: 167-181

  • [雑誌論文] 経塚出土銭からみた大銭の利用2010

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 雑誌名

      遠古登攀

      ページ: 263-275

  • [雑誌論文] 房総の石塔にみる搬入品と在地品2010

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 雑誌名

      中世東アジアにおける技術の交流と移転

      ページ: 97-106

  • [学会発表] 近畿の経塚とその影響2012

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 学会等名
      シンポジウム祈りの世界-北部九州の霊山と経塚-
    • 発表場所
      九州国立博物館
    • 年月日
      2012-01-29
  • [学会発表] 全国の経塚からみた堂ヶ谷」『シンポジウム平安時代の祈りと願い』2010

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 学会等名
      静岡県埋蔵文化財調査研究所
    • 発表場所
      静岡県立美術館
    • 年月日
      2010-10-03
  • [学会発表] 「都市領域と経塚」『都市のかたち-権力と領域-』2010

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 学会等名
      2010年度中世都市研究会
    • 発表場所
      平泉温泉元湯ホテル武蔵坊
    • 年月日
      2010-09-05
  • [図書] 『特集中世の生産技術』歴博160号2010

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 総ページ数
      1-32
    • 出版者
      国立歴史民俗博物館
  • [図書] 『特集石の加工』歴博155号2009

    • 著者名/発表者名
      村木二郎
    • 総ページ数
      1-32
    • 出版者
      国立歴史民俗博物館

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公開日: 2013-07-31  

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