• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

バブル経済崩壊後における都市再開発の展開とその意味

研究課題

研究課題/領域番号 20720223
研究機関京都大学

研究代表者

小原 丈明  京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 助教 (70452258)

キーワード都市再開発 / バブル経済 / 都市再生 / 地方自治体 / デベロッパー / 国鉄清算事業団
研究概要

本研究は都市再開発の実施展開を分析することで,バブル経済崩壊後の都市空間の再編が如何にして進んできたのかを考察し,その都市再開発が意味するところを明らかにするものである。本研究課題を遂行するに当たっては,(1)都市再開発の実施展開についての研究,(2)都市再開発の問題点についての研究,(3)都市再開発の戦略性についての研究をサブテーマとして設定しているが,本年度(平成21年度)は昨年度に引き続いてサブテーマ(1)~(3)それぞれに関する基礎データの収集,データベースの構築を行うとともに,サブテーマ(1)についての詳細な調査・分析を行った。具体的には,昨年度から構築してきた国鉄清算事業団払い下げ用地のデータベースから,払い下げ後に都市再開発が計画・実施された場所のリストを作成し,バブル経済期以降の同払い下げ用地の都市再開発の展開を分析した。その上で,幾つかの重要な都市再開発の事例については,国鉄清算事業団の資料や新聞・雑誌記事を用いて,計画・実施内容やプロセスに関するデータベースの作成に取り掛かってきた。そのデータベースの作成および分析は,来年度も継続して行う。
また,昨年度に重点的に調査・分析を進めたサブテーマ(2)に関しては,全国で展開されてきた市街地再開発事業の実施展開の分析・考察を行い,その研究成果を2009年9月,10月,2010年1月に学会および招待講演にて口頭発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] バブル経済期以降の日本の都市再開発-市街地再開発事業の実施状況から-2010

    • 著者名/発表者名
      小原丈明
    • 学会等名
      人文地理学会都市圏研究部会第34回研究会
    • 発表場所
      立命館大学歴史都市防災研究センター
    • 年月日
      2010-01-30
  • [学会発表] 戦後日本における都市再開発の展開2009

    • 著者名/発表者名
      小原丈明
    • 学会等名
      平成21年度奈良大学地理学科特別講義
    • 発表場所
      奈良大学
    • 年月日
      2009-10-09
  • [学会発表] 市街地再開発事業の実施状況からみる戦後日本の都市再開発の展開2009

    • 著者名/発表者名
      小原丈明
    • 学会等名
      日本公共政策学会関西支部第14回例会(第83回関西公共政策研究会
    • 発表場所
      京都府職員研修・研究支援センター
    • 年月日
      2009-09-05

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi