研究課題
若手研究(B)
本研究は、タイ東北部における蛇毒咬傷の伝統医療師(モーパウ)に注目し、治療実践と知識がもつ独自の論理を明らかにするものである。モーパウは、呪文や聖水を吹きかけることで、蛇やクモ、ムカデなどの咬傷を治療する。近代医療が対処を得意とするこうした咬傷に対して、伝統医療がいかなる「納得の様式」を構築しているかを考察した。本研究では、タイ東北部コーンケーン県における数ヶ月間のフィールドワークに基づいてデータを収集した。
すべて 2011 2009
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)
東南アジア-歴史と文化 第40号
ページ: 54-78
福井県立大学論集 第33号
ページ: 1-24
Written Cultures in Mainland Southeast Asia (Senri Ethnographical Studies no.74), Osaka : National Museum of Ethnology, (in Masao KASHINAGA (ed.))
ページ: 63-77