研究課題
若手研究(B)
ミャンマーでは近年、霊媒の主たる担い手が女性から「メインマシャー」(Male to Femaleトランスジェンダー)へと変化している。そこで後者の霊媒に注目したところ、守護霊との間でとり結ぶ関係性や儀礼に対する解釈、招命の証拠としての夢の語りに変化が見られることが、新たに分かった。こうした変化は、資本主義化やグローバル化といった急激なモダニティの経験が、ビルマの宗教とジェンダーをめぐる秩序に再編を迫っていることの一例と考えられる。
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月刊『ヒューマンライツ』(編)部落解放・人権研究所 第271号
ページ: 50-56
国立民族学博物館研究報告 34(1)
ページ: 87-129
http://www.minpaku.ac.jp/research/sr/20720247.html