研究課題
若手研究(B)
「人間の生の両端領域における規範化」というテーマは、人間存在のあり方と法・規範との結びつきを問うという点で高度に公的課題であると同時に、個人の生のあり方を決定づけるという点で高度に私的課題でもある。本研究ではこれをプライバシー権概念の捉え直しという観点から検討した。特定の関係性の本人の自律的生を維持するに必要となる限りで、本人に近しい他者も、本人の生/死に関わる私的決定の主体であることの正当性を確認した。
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周産期医学 40巻4号
ページ: 549-552