研究課題
若手研究(B)
学問の自由に対する制限の違憲審査基準は、物理的作用から生じる危険と情報から生じる危険を区別して整理すべきである。研究倫理審査規制は、学問の自由に対する<内容規制>であると捉えられ、厳格な司法審査に服すると考えられるが、研究対象者の保護のために必要不可欠な手段といえ、科学的専門性・自律性に適合した実体基準と手続を内容とするものである限り合憲である。学問の自由については、公権力の規制と研究者団体の自律的規律の限界とを同時に考察する必要がある。
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大石眞先生還暦記念論文集憲法改革の理念と展開・下(曽我部真裕・赤坂幸一)
ページ: 235-269
初宿正典先生還暦記念論文集各国憲法の差異と接点(大石眞,ほか)
ページ: 495-519