研究課題
若手研究(B)
本研究は、すでに行われている侵害惹起行為に対し事後的に関与した者について、いかなる罪が成立するかという問題を探究することを目的とし、特に承継的共犯論を徹底的に研究するものである。本研究では、関係する個別的領域の研究を基礎として、それらの研究成果を統合させて最終的な研究成果を獲得するという研究方法を採った。本研究の取り組みの結果、事後的に関与する者にいかなる罪が成立するのかという問題に関し、これまでの学説の不十分な点を指摘し、またそれを判断するための事例の類型化を図ることができた。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (2件)
刑事法ジャーナル 18号
ページ: 109-116
ジュリスト 1385号
ページ: 127-131