研究課題
若手研究(B)
我が国の現行民法典における差止請求権の発生根拠について,違法侵害説の主張が妥当であることを論証した。また,この説の論理によれば,いわゆる競争秩序違反行為に対する私人の差止請求権を適切に基礎付けうることを示した。さらに,それらの成果を基にして,差止請求権制度の果すべき機能の内実,さらにはそれが現行民法体系(パンデクテン・システムに基づき編纂された民法典)上において占める位置のありようを明らかにした。
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私法 私法72号
ページ: 126-134
早稲田法学 84巻1号
ページ: 81-110
早稲田法学 83巻4号
ページ: 109-140
早稲田法学 83巻2号
ページ: 93-120