研究課題
若手研究(B)
社会の変化に伴い、過大な保証債務を負って経済的破綻に至る個人保証人の問題が深刻化した。ヨーロッパの国々とわが国とでは、もともとの保証制度の基本的なしくみは共通であるが、個人保証問題への対応はそれぞれ異なっている。わが国では、多くの問題について、契約自由の原則に沿った解決がなされてきた。しかし、少なくとも、事業者債権者と個人保証人との間の情報の質と量、交渉力の不均衡を考慮すべきであり、それをふまえた新しい保証人保護規定の導入を検討する必要がある。
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彦根論叢 388号
ページ: 42-55
彦根論叢 383号
ページ: 207-227
彦根論叢 377号
ページ: 151-171
名古屋大学法政論集 227号
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