研究課題
若手研究(B)
異時点間の選好変化が選択行動の非整合性を生むことを説明するモデルとして、Gul and Pesendorfer (2001)の誘惑と自制のモデルが近年注目を集めている。本研究では、彼らのモデルで仮定されている自制コストの線形性を弱めることにより、より多くの人間行動に関する実験結果を説明できることを示した。特に我々の一般化モデルでは、アレパラドクスなどのリスク下の選択行動や、無関係な選択肢からの独立性(顕示選好の弱公理)への反例などを、誘惑と自制モデルの中で合理的に説明できる。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
forthcoming in Theoretical Economics
Journal of Economic Theory Vol.114
ページ: 1015-1053
http://www2.igss.ynu.ac.jp/~takeoka/