研究課題
若手研究(B)
本研究では,資産蓄積と健康蓄積の実態について日本の個票データを用いた計量分析を行い,主に次の4つ結果を得た.予備的な行動は個人の時間やリスクに関する選好により左右されると同時に,この行動が健康状態を変える,中の下階級の家計では母親が市場労働を行うと調理といった健康促進行動が阻害されやすい,親が失業すると生まれてくる子どもの健康状態が阻害される,貧しい家計ほど健康状態が悪いという関係は相関関係ではなく因果関係として存在する.
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OSIPP Discussin Paper
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