研究課題
若手研究(B)
日本の新薬を審査する制度は、1998年に大きく改定され、外国での臨床試験のデータを用いた申請が行いやすくなった。この制度変更の後、外国で臨床試験を先行させている外資系企業が、日本の製薬会社と新薬の共同開発に取り組むことが少なくなっている。ただし、共同開発に成功する確率についてみると、外資系企業が関与したものの方が高いものの、それは外国で臨床試験を先行させられるという優位性よりは、共同開発の相手をより適切に選択できていることによるところが大きい。
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東京経大学会誌 第262号
ページ: 199-228