研究課題
若手研究(B)
企業の異質性が存在する場合の貿易・直接投資パターンが経済厚生の観点から効率的か、また、企業の異質性を生じさせる政策が経済厚生を改善するかの2 点について検討した。国・地域固有の費用・市場規模格差がある場合、直接投資は厚生の観点から非効率的となるが、企業間に費用格差がある場合、直接投資は効率的となる。企業の異質性を生じさせる人為的低金利政策は、輸出産業へ資金を配分するルールを伴えば、経済厚生を改善することが可能となる。
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東北学院大学経済学論集 第176巻4号
ページ: 141-154
Review of International Economics Vol.19 No.1
ページ: 1-14