研究課題
若手研究(B)
一般の人々が、医療技術に対する資源配分の優先度を決定する際に考慮する因子と、それぞれの因子の間の重要度のウェイトを前立腺がん検診を例に調査した。その疾患に自分がいつ・どの程度の確率でかかるかが技術に対する選好を左右することが予測されるため、時間選好と危険選好を量的に分析するための方法の開発を行った。前立腺がん検診を評価する際には、偽陽性や偽陰性のリスクがあがるほど自己負担があがるほど受診確率は有意に低下した。リスク選好と時間選好に関連する医療技術の特徴がその需要関連していることが示唆された。
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International Economic Review 50(4)
ページ: 1169-1182