保健事業の実施主体に関する情報を収集し、および予防関連事業について比較分析を行った。特に、医療・保健を取り巻く環境、国保を含む自治体の財政 等について、統計分析のみならず関係者と意見交換をすることで現状を把握し、課題を明らかにした。 具体的には、自治体病院が広大な面積をカバーしつつ地域医療を担う道北地域の中で2次医療圏の枠組みを超えた広い圏域を対象に、議論を整理し、中核病院である名寄市立総合病院や中頓別町国保病院などでヒアリングを実施し、当事者らと議論を行った。これらの知見は論文「地域医療を考える-中頓別町にて-」他としてまとめ、学会他で報告した。
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