研究課題
若手研究(B)
本研究では、日本の金融政策が実体経済、特に物価に与える効果を実証的に分析を行った。分析によると、個別物価ショックと金融政策ショックが品目別物価に与えるまでのタイムラグに違いがあり、また、金融政策ショックが品目別物価へ与える影響の違いを産業属性等で特徴付けることができることが分かった。更に、日本の戦間期におけるマクロ経済政策効果、及び近年の非伝統的金融政策における効果に関する分析を行い、生産や物価といった実体経済変数に影響を及ぼしていたことが分かった。
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