研究課題
若手研究(B)
本研究では、所与とされてきた戦略決定のタイミングを内生化した国際租税競争の均衡結果を国際的二重課税の各調整方法について比較を行った。その結果、第1にDeductionでは同時手番の租税競争となるがCreditでは逐次手番のそれとなる、第2にDeductionよりCreditの方がある国の経済厚生を上昇させるが他国のそれは低下させる、第3に調整方法に関係なく均衡では国際資本移動は生じる、との帰結を得ることができた。
すべて 2008 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)
Aoyama Gakuin University Institute of Economic Research Working Paper Series No.2010-14