研究課題
若手研究(B)
本研究では、様々な角度から国際景気循環に関する研究を行った。主たる結論は以下の通り。(1)先進国間の貿易取引や金融取引の拡大を促したと考えられる各種の規制緩和の景気の連動性に与える影響は限定的であり、各国における供給ショック・需要ショックの伝播の影響の方が大きい、(2)アジアと日本の景気連動性に関しては、アジアの生産性上昇が日本の景気の下支えをし、逆に日本の生産性の低下がアジア諸国の景気を押し下げた、(3)各地域内での連動性が高まっている一方、米国等の大国からの影響が相対的に下がっている。
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経済志林 77-3
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経済研究 60-3
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日経研月報 363
ページ: 14-22
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