研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、実験経済学の手法を用いて次の点を明らかにすることである。すなわち、実物投資の技術的な特徴である非可逆性(一度設備投資を実行するとコストを支払うことなく元の設備水準に戻すことはできなこと)とタイムラグ(設備投資の意思決定を行ってから設備が稼働し始めるまで時間がかかること)の存在が、その設備から生産される財の市場価格やその投資によって価値が変動する証券の市場価格にどのような影響を与えるのか(バブルを生み出す傾向があるのかどうか)という点である。
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都市問題研究会 61巻
ページ: 47-61