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2009 年度 実績報告書

日系多国籍企業における知識共有・活用と人材マネジメントに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20730260
研究機関千葉商科大学

研究代表者

山本 崇雄  千葉商科大学, 商経学部, 准教授 (30318761)

キーワード日系多国籍企業 / 知識共有 / 知識活用 / 人的資源管理 / 知識マネジメント / ミクロ組織論
研究概要

本研究課題は、ミクロ組織論的な視点から多国籍企業における国境を越える知識共有・活用のメカニズム、およびそのマネジメントについて分析し、その問題点やインプリケーションを明らかにすることを目的としている。
3ヶ年にわたる本研究課題の2年目にあたる本年度では、研究実施計画にしたがって、以下の項目を重点的に実施した。第1に、本研究課題が学問分野を超えた広範な理論領域が関連しているため、1年目に引き続き、関連理論に関する文献を渉猟した。特に近年、教育学の分野において、企業におけるコミュニケーションのマネジメントに注目が集まっているため、それらの文献レビューを実施した。また、グローバル・チームにおける知識マネジメント、国際的な起業家精神(international entrepreneurship)も本研究課題に深く関連しているため、既存研究のレビューを行った。
第2に、日系多国籍企業5社の本社および海外子会社に対し、上述の研究課題に関するインタビュー調査を実施した。9月に香港、広州(中国)、3月にロンドン、香港にて海外子会社へのインタビュー調査を行うことができた。なお香港(3月)では、中国系多国籍企業に対しても調査することができた。これらについては取り纏めを行っている段階である。
第3に、今年度については研究実績を公表することはできなかったが、最終年度である来年度に向けて公表の準備や申込を行った。すでに決定しているものを述べれば、2010年7月にパリで開催されるIFSAM (International Federation of Scholarly Associations of Management)という国際学会にて報告を行う予定である。(これは、2010年1月に応募したものであり、報告することはすでにアクセプトされている)

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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