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2010 年度 自己評価報告書

会計記録の意思決定に対する役割に関する実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20730299
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関神戸大学

研究代表者

清水 泰洋  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 准教授 (80324903)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
キーワード会計学 / 会計史 / 帳簿分析
研究概要

本研究課題は日本の会計史に関する研究の中で欠けている領域の一つである,企業の意思決定と会計記録の結びつきに関する研究を進展させるものである。特に,明治期以降の近代化過程における,より原始レベルの記録からの研究が求められている。先にふれた研究においても会計システムについての検討はみられるが,この会計記録が個々の企業でいかに用いられたのかについては未だ十分に明らかになっているとは言えない。研究機関の間で本研究課題が明らかにすることは,この不明な部分,すなわち会計記録と企業の意思決定との結びつきであり,これを実際の会計データとそれを支える諸史料を用いて明らかにすることである。より具体的には,個別の企業内外の事件(信用収縮や経営上の意思決定等)の中で会計記録が用いられた痕跡を探求し,意思決定に役立った集計数値を導き出すための経路を逆にたどっていくという手続きを踏んで上記を明らかにするものである。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 会計史研究と複式簿記:日本の経験への含意2010

    • 著者名/発表者名
      清水泰洋
    • 雑誌名

      国民経済雑誌 202

      ページ: 87-97

  • [雑誌論文] Accounting in disaster and accounting for disaster : the crisis of the Great Kanto Earthquake, Japan, 19232010

    • 著者名/発表者名
      Y.Shimizu, S.Fujimura
    • 雑誌名

      Accounting Business and Financial History 20

      ページ: 303-316

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦間期兼松における羊毛取引の革新~仲介取引から自己勘定取引へ~2009

    • 著者名/発表者名
      清水泰洋・藤村聡
    • 雑誌名

      国民経済雑誌 200

      ページ: 17-34

  • [学会発表] Accounting in a Crisis and Accounting for a Crisis: A Case of the Great Kanto Earthquake, 19232009

    • 著者名/発表者名
      Yasuhiro Shimizu, Satoshi Fujimura
    • 学会等名
      Accounting, Business and Financial History Workshop
    • 発表場所
      held in Kobe university.
    • 年月日
      2009-10-27

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公開日: 2012-03-09   更新日: 2016-04-21  

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