研究課題
若手研究(B)
本研究は、公共圏をめぐるメディア・コミュニケーション理論と社会階層論との架橋を目的に、現代の日本社会におけるメディア・リテラシーの格差、特に情報取得メディアの差異が現実の社会経済的地位とどのように関連しているのかについて分析をおこない、インターネット利用頻度と社会階層との関連の強さを定量データから実証的に明らかにした。さらに、公共圏の創発と言論コミュニケーションの自律的循環関係について理論的な考察をおこなった。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
社会学評論 60巻1号
ページ: 141-157
東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻Discussion Paper 08-06