研究課題
若手研究(B)
本研究の課題は、東アジア諸国の労働市場がいかにして柔軟性を確保しているかを明らかにすることである。具体的には、韓国・台湾・シンガポール・中国などの労働市場のあり方について、福祉レジームとの相互作用に注目しつつ比較分析したい。そのため第一に、労働市場と福祉レジームの相互作用の観察に必要な統計データベースを、比較可能なかたちで整備する。第二に、労働市場規制をめぐる政労使のコーポラティズム的政策形成に関する資料を収集整理し、比較分析する。第三に、これまでの研究で明らかにしてきた東アジア諸国の福祉レジームの変容が、労働市場の柔軟性/硬直性をどう規定しているかを比較分析する。
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Searching for a New Paradigm in Social Policy : International Conference at Gyeongsang University
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The Sociological Review of Nagoya University No.30
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