研究課題
若手研究(B)
本研究では、インド北東部アッサム州のボド自治権運動とそれに関連して発生した民族間の衝突について分析した。2003年の第二次ボド協定に合意することによってボドランド領域評議会が発足し、武装紛争は終結した。一旦は武装解除したはずの旧武装勢力が領域評議会選挙など民主政治に参加し、政党政治への移行が進んだかに見えたが、未だに地域では暴力が横行している。また、紛争による国内避難民の帰還も進まず、民族紛争の真の解決と平和の達成には未だに多くの課題を抱えている。
すべて 2012 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (10件)
現代インド研究
巻: 2号 ページ: 95-107
フードセキュリティと紛争(大阪大学グローバルコラボレーションセンター)
ページ: 95-107
アジアにおける人権ガバナンスの模索(勁草書房)
ページ: 153-171
脱「国際協力」-開発と平和構築を超えて(新評論)
ページ: 223-231
インド民主主義の発展と現実(勁草書房)
ページ: 197-201
三田社会学
巻: 第15号 ページ: 83-87
社会学入門(弘文堂)
ページ: 278-284
Beyond Counter-insurgency : Breaking the Impasse in Northeast India(Oxford University Press, New Delhi)
ページ: 188-204
PRIME(明治学院大学国際平和研究所紀要)
巻: 27号 ページ: 109-120
Blisters on their Feet : Tales of Internally Displaced Persons in India's North East(SAGE : New Delhi)
ページ: 150-163
Indian Council of Historical Research, North-East Regional Centre