研究課題
若手研究(B)
本研究は、D.ブーアスティンが提示した疑似イベント(pseudo-events)論を批判的に再検討し、現代日本における観光とメディアが取り結ぶ社会関係を考察した。観光ガイドブックの歴史分析とグアムにおけるフィールドワークにより、現代日本に特殊なマス・ツーリズムの類型を明らかにし、その成果の一部を『ニッポンの海外旅行』(筑摩書房、2010年)にまとめて公刊するとともに、関連する複数の学会で研究発表を行い、「観光とメディア」研究における新たな課題を提示した。
すべて 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) 図書 (2件)
第25回日本観光研究学会全国大会学術論文集 25巻
ページ: 13-16
調査と資料 107号
ページ: 97-112
関西大学経済・政治研究所セミナー年報
ページ: 1-10