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2012 年度 実績報告書

チームアプローチのための乳幼児期の自閉症スペクトラム行動特性に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20730367
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

木村 直子  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 講師 (80448349)

研究期間 (年度) 2008-04-08 – 2013-03-31
キーワード自閉症スペクトラム / 乳幼児 / 地域子育て支援 / 家族 / チームアプローチ / 子ども家族支援 / 子ども家庭福祉
研究概要

本研究は、自閉症スペクトラム圏にある子どもたちへの早期発見・早期療育にあたって、地域の保健師・保育士・幼稚園教諭のスムーズな連携によるチームアプローチ実現のためのデータベース構築を目的に、以下の3点を明らかにすることであった。第一に、早期発見・早期療育を地域レヴェルで実現するために、地域の保育・教育・福祉現場の専門職が、障害に関する正確な共通認識・共通理解を持ち、早期発見・早期療育におけるチームアプローチの必要性を認識し、綿密にディスカッションを行い、適切な支援をできる体制を構築する。第二に、早期発見・早期療育に必要な、乳幼児期に出現する自閉症スペクトラムの特性を整理・分類したデータベースを構築する。第三に、職種の異なる専門職が正確な知識や自閉症スペクトラムの子どもたちへの支援の理念を共有するために、乳幼児期の自閉症スペクトラムの行動特性から、支援の基盤となるようなマニュアルを作成する。
平成23年度においては、本年度の研究実施計画に基づき、主に以下の2点を遂行した。
第一に、これまでの研究期間に収集した基礎データをもとに、職種の異なる専門職が正確な知識や自閉症スペクトラムの子どもたちへの支援の理念を共有するために、乳幼児期の自閉症スペクトラムの行動特性から、支援の基盤となるようなマニュアルを作成した。
第二に、作成したデータベースを用いて、乳幼児健康診査における早期発見から幼稚園・保育所での早期療育に繋げ、保健師・保育士・幼稚園教諭が「乳幼児期の自閉症スペクトラム行動特性マーカー」を活用した、チームアプローチを行う支援体制のシュミレーション例を作成した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 1歳半児の遊びの内容と養育者との相互交渉に関する一考察 ―幼児健康診査における自由遊び場面の分析から―2013

    • 著者名/発表者名
      木村直子
    • 雑誌名

      鳴門教育大学研究紀要

      巻: 28 ページ: 285-293

  • [学会発表] 大学における子育て支援活動の役割2012

    • 著者名/発表者名
      木村直子
    • 学会等名
      全国保育士養成協議会全国セミナー
    • 発表場所
      京都文教大学
    • 年月日
      2012-09-07
  • [学会発表] 子どもと家族への支援ー子どものウェルビーイングを実現するためにー

    • 著者名/発表者名
      木村直子
    • 学会等名
      「まなびの森」講演会
    • 発表場所
      徳島県立図書館
    • 招待講演

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公開日: 2014-07-24  

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