研究課題
若手研究(B)
オーストラリアの多文化ソーシャルワーク研究における言説分析および実践分野におけるインタビュー調査を実施し、理論的に批判されていた移民によるエスニック・アイデンティティの本質主義的な表明は、多文化共生をめざしたエスニック・マイノリティ自身による戦略的な活用でなりうることが明らかになった。さらに移民当事者や支援組織のエスニック・アイデンティティの創出は、具体的な社会福祉活動だけでなく、ICTを活用したヴァーチャルなインターネット・コミュニティにおいても重要になりつつあることが分かった。
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オーストラリア研究(オーストラリア学会誌)
ページ: 60-72