介護専門職におけるパラリーガルとしての方略とスキルに関する研究

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20730381
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会福祉学
• 研究機関: 昭和女子大学 (2010-2011); 新潟医療福祉大学 (2008-2009)
• 研究代表者: 梶原 洋生 昭和女子大学, 人間社会学部, 准教授 (00382797)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2011
• キーワード: 介護専門職 / パラリーガル

研究概要

介護専門職の存在意義について、そのパラリーガルとしての方略とスキルを研究した。これによって全体的に茫洋な過去の議論に整理が与えられた。業態を複雑にしながら過負担に翻弄される実態を各視座で検討し、法的な議論の過程をそのリーガルアプローチと実証的に位置づけた。当事者性の角度から、方略とスキルの構成が示唆された。事案分析を補強する当事者分析によって、制度論的な課題とアジェンダ並びに法政策のインプリケーションが考察できた。

研究成果

• [雑誌論文] 虞犯少年における発達障害の課題と処遇 (2009)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 雑誌名: 臨床福祉ジャーナル 巻: 6巻 ページ: 15-19
  • URL: http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004353048-00
  • 査読あり
• [雑誌論文] 災害時の発達障害者に係る問題行動と治安に関する教育的トリアージ (2008)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 雑誌名: 臨床福祉ジャーナル 巻: 5巻 ページ: 7-13
  • URL: http://mol.medicalonline.jp/archive/search?jo=dv8rihuk & ye=2008 & vo=5 & issue=1
  • 査読あり
• [学会発表] 発達障害者の家族に生まれる悲観的事件:刑事訴訟案件を素材としたステイクホルダー分析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 日本介護福祉学会第19回大会
  • 発表場所: 大妻女子大学
  • 年月日: 2011-09-04
• [学会発表] 家族の事件」にみる発達障害者の悲観と教育的支援-発達障害に係る刑事事件の事案検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 日本介護福祉学会第18回大会
  • 発表場所: 岡山県立大学
  • 年月日: 2010-09-19
• [学会発表] 発達障害に係る事件とその訴訟外支援の方略課題-裁判例を素材にした定性的分析から (2009)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 日本介護福祉学会第17回大会
  • 発表場所: 文京学院大学
  • 年月日: 2009-09-13
• [学会発表] 発達障害者の非行・問題行動に係る行動援護の課題-訴訟事案のステイクホルダー分析を応用した定性的分析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 日本介護福祉学会第16回大会
  • 発表場所: 仙台白百合女子大学
  • 年月日: 2008-11-02
• [学会発表] 生徒の問題行動論議を射程にした社会科教育の再構成-『法教育』に見る当事者主義と発達障害者の課題 (2008)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 全国社会科教育学会第57回全国大会
  • 発表場所: 宮崎大学
  • 年月日: 2008-10-26
• [学会発表] 発達障害者に向けた法教育の構成要素-ステイクホルダー分析による抽出 (2008)
  • 著者名/発表者名: 梶原洋生
  • 学会等名: 日本社会科教育学会第58回全国研究大会
  • 発表場所: 滋賀大学
  • 年月日: 2008-10-12