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2010 年度 実績報告書

障害者の自立生活を支える環境整備のための福祉教育:DETによるエンパワメント

研究課題

研究課題/領域番号 20730388
研究機関東大阪大学

研究代表者

三島 亜紀子  東大阪大学, こども学部, 准教授 (30352545)

キーワード障害者 / 自立生活 / 福祉教育 / DET / エンパワメント
研究概要

本研究の目的は、以下である。
1実践の現場を調査することによって、DETの手法を明らかにする。
2DETの思想的・政治的背景を明らかにする。
3エンパワメントを推進するDETを日本やアジアの国々において実施するため、実践を重ねることによって推敲し、実用的なマニュアルを作成する。
2年目にあたる平成21・22年では、以下を実施する予定であった。
(1)DETのアクティビティや教材を再構成する。
(2)DETを実践し、検討を重ねる。
(3)調査報告とアクティビティで構成される本を出版する。
(4)国内で開催される学会等において、本研究の中間報告を行う。
(5)DETの思想や政治・社会的背景についての考察を進める。
(1)(2)については、授業や研究会などで実施してきた。またイギリスやアメリカの障害者関連団体が販売するDVDやCD、パワーポイントなどにまとめられた教材がある。これらを取り寄せ、現在は分析中である。イギリスで実践されているDETには、日本人になじまないプログラムもある。このため、DETの価値や思想を重視しつつ、日本人が親しみやすいプログラム・アクティヴィティの開発を進めてきた。(3)調査報告としては、次頁にあるように紀要等で経過報告をおこなった。また教材として絵本を出版した。今年度中に2冊目を発行する予定であるが、全3冊の刊行を目指している。(4)学会等において、本研究の中間報告もおこなった。(5)については、論文の形にはしていないものの、その準備を始めている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 障害学とソーシャルワーク2011

    • 著者名/発表者名
      小山聡子・三島亜紀子・松岡克尚・松田博幸
    • 雑誌名

      障害学研究

      巻: 7号 ページ: 46-51

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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