• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

精神障害者施設と地域との良好な関係形成に向けた施設コンフリクトの実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20730390
研究機関帝塚山大学

研究代表者

野村 恭代  帝塚山大学, 心理福祉学部, 講師 (10461188)

キーワード地域福祉・コミュニティソーシャルワーク / 施設コンフリクト / 合意形成 / 精神保健福祉
研究概要

本研究の主たる目的は、施設コンフリクト発生が大きい地域と施設コンフリクト発生が小さい地域の外部環境(社会文化的要因)を明らかにし、良好な関係性を構築するために必要となる条件を提示することである。
具体的には、これまでに取り上げられることのなかった精神障害者施設と地域とのかかわりについて取り上げ、施設コンフリクトの発生事由について、1999年以降実施されていない精神障害者施設におけるコンフリクト発生状況に関する全国調査を実施するとともに、具体的地域においてフィールドワークを行うことにより、地域の社会文化的要因の関与を明らかにする。
上記に基づき、平成20年度より科学研究費補助金による調査、研究を開始した。
平成21年度は、奈良県および沖縄県の精神障害者施設において、全国調査のためのプレ調査を実施した。また、具体的施設においてフィールドワークも実施し、それらの結果に関しては、学会発表及び論文として報告を行った。
平成22年度は、全国調査の実施、具体的数箇所の施設の関係者及び地域住民に対しインタビュー調査を実施する予定である。また、平成21年度の調査結果について、学会等での研究発表も予定している。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 施設と地域住民との合意形成に及ぼす社会的要因-精神障害者施設を対象としたアンケート調査から-2010

    • 著者名/発表者名
      野村恭代
    • 雑誌名

      帝塚山大学心理福祉学部紀要 第6号

      ページ: 155-164

  • [雑誌論文] 精神障害者施設コンフリクトに関する一考察-事例研究の視点から-2009

    • 著者名/発表者名
      野村恭代
    • 雑誌名

      大阪大学グローバル人間学紀要 第2号

      ページ: 71-86

    • 査読あり
  • [学会発表] 施設と地域住民との合意形成に及ぼす社会文化的要因-施設コンフリクトの実態に関するアンケート調査から-2009

    • 著者名/発表者名
      野村恭代
    • 学会等名
      日本社会福祉学会
    • 発表場所
      東洋大学
    • 年月日
      20090000
  • [学会発表] 地域との良好な関係形成に向けた施設コンフリクトの実証的研究-コンフリクトの実態に関するアンケート調査を基に-2009

    • 著者名/発表者名
      野村恭代
    • 学会等名
      日本地域福祉学会
    • 発表場所
      中部学院大学
    • 年月日
      20090000
  • [学会発表] 施設コンフリクト発生における地域の社会的要因に関する一考察-施設と地域との関係性に関する調査結果から-2009

    • 著者名/発表者名
      野村恭代
    • 学会等名
      社会文化学会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2009-12-13

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi