研究課題
若手研究(B)
本研究は,対人場面において強い不安を感じ続ける社会不安障害に対してエクスポージャー(暴露法)を効果的に実施する方法の開発を目的とした。事象関連電位を用いた実験では,対人不安の強い者は弱い者に比べて自分の生理的反応に注意を向けていることが明らかにされ,他者に注意を向ける注意トレーニングをエクスポージャーと併用する根拠が示された。また調査研究とfMRI を用いた実験によって,第3者になったつもりで恐怖刺激と直面する認知的再評価を行うことの有用性が示された。
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感情心理学研究 18
ページ: 33-41
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