研究課題
若手研究(B)
本研究は、心理的援助の専門家(特に新人)の研鑽手段である「事例検討」の検討を目的とした。特に、家族療法の一技法である「リフレクティング・プロセス(RP)」の応用を中心に検討した。この結果、援助場面での困難を抱える事例発表者は、検討後に否定的感情の低下が他の検討方法と同様に見られただけでなく、RPではより多くの有益なアイディアを得ていた。また、RPにはアイディア産出を促進する仕組みがあることも明らかとされ、RPの有効性が示された。
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家族療法研究 26巻1号
ページ: 65-73
茨城キリスト教大学紀要 43号
ページ: 191-200