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2009 年度 研究成果報告書

自己教示によるアクセプタンス獲得に関する臨床心理学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20730452
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床心理学
研究機関北里大学

研究代表者

松本 明生  北里大学, 獣医学部, 講師 (30406897)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワードACT / アクセプタンス・コミットメント療法 / 自己教示 / 実験臨床心理学 / 社会不安 / 大学生 / 臨床行動分析 / 行動分析
研究概要

本研究では、2種類の自己教示(アクセプタンス自己教示と対処的自己教示)が、大学生の社会不安傾向とアクセプタンスに及ぼす効果について検討した。研究1では、3名の社会不安傾向の大学生を対象とした。参加者はアクセプタンス自己教示を用いた際、ベースライン時に比べてAAQ得点と主観的な社会不安が改善していた。研究2では、18名の社会不安傾向の大学生を対象とした。参加者は対処的自己教示と、アクセプタンス自己教示を用いる条件にランダムに配置され、その効果を群間で比較検討した。その結果、対処的自己教示よりもアクセプタンス自己教示のほうが、AAQ得点を向上させ、また、主観的な社会不安も低減させうることを明らかにした。さらにその効果は6ヵ月後も部分的に維持され、本研究で用いた訓練が、特性的な社会不安の低減にも繋がりうることを示した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 自己教示を用いたアクセプタンスの獲得は可能か?-社会不安傾向者を対象とした自己教示による介入に関する予備的研究-2009

    • 著者名/発表者名
      松本明生
    • 学会等名
      日本パーソナリティ心理学会第18回大会発表論文集
    • 年月日
      20090000
  • [学会発表] 言葉によって「アクセプタンス」を獲得できるか2008

    • 著者名/発表者名
      松本明生
    • 学会等名
      日本心理学会大会第72回大会大会発表論文集
    • 年月日
      20080000

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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