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2010 年度 研究成果報告書

社会不安者における表情情報処理に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20730464
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床心理学
研究機関東亜大学

研究代表者

藤原 裕弥  東亜大学, 人間科学部, 准教授 (20368822)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード障害メカニズム研究
研究概要

社会不安者において表情刺激に対する注視反応、および注視反応と潜在的連合の関連性について検討した。その結果、社会不安者は脅威表情に対して回避的注視反応を示すことが示された。しかし、先行研究で得られている中性表情に対する回避的注視反応は認められなかった。また、注視反応と潜在的連合との関連性は示されなかった。このことから、健常な高社会不安者では、潜在的記憶と注視反応の関連性が弱いため、臨床的疾患を有する個人のような中性表情に対する回避的注視反応が認められなかった可能性が考えられる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 不安における注意の処理段階に関する研究.2008

    • 著者名/発表者名
      藤原裕弥・岩永誠.
    • 雑誌名

      行動療法研究 34(2)

      ページ: 101-112

  • [学会発表] 不安における注意の処理段階に関する検討.2009

    • 著者名/発表者名
      藤原裕弥・岩永誠.
    • 学会等名
      日本行動療法学会第35回大会
    • 発表場所
      東京.
    • 年月日
      20091000

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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