研究課題
若手研究(B)
本研究では、平成18年成立の教育基本法改正法、平成19年成立の学校教育法改正法・教育職員免許法改正法、平成17年成立の食育基本法の国会での審議過程を分析し、そこに内在する子ども観を明らかにした。その結果、(1)子どもの規範意識の低下が極めて悲観的に捉えられていること、(2)その原因として家庭の教育力の低下言説が大きな力をもっていること、(3)そのため、国家の直接的な家庭教育への介入や学校教育の機能の拡大が志向されていることが明らかとなった。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)
九州大学教育社会学研究集録 第10号
ページ: 3-20
九州工業大学研究報告(人文・社会科学) 第57号
ページ: 19-32