研究課題
若手研究(B)
本研究では太陽γ線・中性子検出器の基礎開発およびその基礎特性の調査を行った。軽量化のため、プラスチック・LiI一体型シンチレータを作成し、その発光を1本の光電子増倍管から読み出した。出力波形の蛍光の減衰定数の違いと反応の違いを利用し、γ線、中性子、宇宙線粒子の弁別が可能であることが確認出来た。γ線のエネルギー分解能として約11%@661keVにであった。線源からの中性子スペクトルを測定し、シミュレーションと比較したところ、1~8MeVの領域に関しては良く一致する結果を得た。
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