研究課題
若手研究(B)
半導体量子ドット中の励起子の人為的な位相緩和抑制制御の実現に向けて、多光波混合の手法を用いて実験的研究を行った。位相緩和抑制制御パルスを量子ドットに照射すると大幅な位相緩和時間の伸長を観測した。この位相緩和時間の変化を特定するために光学応答を詳細に調べた結果、量子ドット内に局所電場が発生していることが判明した。この局所電場効果を考慮することで、制御パルスによる位相緩和時間の変化を定性的に理解できる結果を得た。
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physica status solidi (c) 6
ページ: 292-295