研究課題
若手研究(B)
電子が物質中でどのように広がっているかという軌道状態は、物質の性質を決める上で重要であると考えられており、共鳴非弾性X線散乱は電子の軌道状態を変える励起(軌道励起)を観測することができる実験手法である。本研究課題では共鳴非弾性X線散乱における偏光依存性の観測技術を開発し、軌道励起の対称性と密接に関係した偏光依存性が軌道励起の識別に有効であることを銅フッ化物KCuF_3の測定で実証した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (8件)
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Phys.Rev.B accepted.